加齢による筋力低下は「サルコペニア」とも呼ばれ、40代以降、特に60代以降で加速することが多いですが
適切なエクササイズでこれらを予防・改善することが可能です!
ここでは、加齢による筋力低下を防ぐために特に効果的な5つのエクササイズを紹介します!
これらのエクササイズは、筋力の維持・向上だけでなく、バランス感覚の向上、柔軟性の向上、心肺機能の維持にも役立ちます!
それでは早速見ていきましょう!
目次
今回の記事でわかること
筋力低下に効果的なエクササイズがわかる!
それぞれのエクササイズの効果がわかる!
どのくらいの回数や頻度でやるべきかがわかる!
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筋力低下に効果的なエクササイズ5選!
さて早速、見ていこうと思いますが!
その前に筋力が落ちてしまう原因である「サルコペニア」のついて簡単に解説したいと思います!
サルコペニアとは?
サルコペニアとは、加齢に伴って筋肉量や筋力が減少する減少を指します!
これは40代以降から徐々に進行し、特に60代以上で顕著になります。
サルコペニアは筋肉の萎縮だけでなく、身体機能や活動能力の低下にも繋がり、生活の低下や転倒や骨折などのリスクが高まる原因となるため、健康に大きな影響を与えます!
さてサルコペニアとはどういったものかを理解したところで、筋力低下に効果的なエクササイズを紹介します!
それでは見ていきましょう!
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スクワット(大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋の強化)
効果:スクワットは下半身全体を鍛える非常に効果的なエクササイズで、日常生活に必要な筋力を維持するのに役立ちます!
- 対象筋肉:大腿四頭筋、ハムストリング、臀筋(おしりの筋肉)、ふくらはぎ
- やり方
- 足を肩幅の開いて立ちます。つま先は少し外側に向けます。
- 腕は前伸ばしてバランスを取り、背筋を伸ばしてゆっくりと腰を落としていきます。
- 太ももが床と平行になるまでしゃがみます。膝がつま先よりも前に出ないように注意します。
- ゆっくりと元の立ち姿勢に戻ります。
- 回数:初心者は1セット10~15回を目安にし、余裕はあれば2~3セット行います!
- ポイント
- 膝や腰に痛みがある場合は、深くしゃがみすぎないようにし、浅めのスクワットから始めましょう!
プッシュアップ(腕立て伏せ)(上半身とコアの強化)
プッシュアップは腕や肩、胸の筋肉を鍛えると同時に、体幹(コア)の筋力も強化します!
- 対象筋肉:大胸筋、三角筋、上腕三頭筋、体幹(腹筋・背筋)
- やり方
- 両手を肩幅より少し広めに開いて床に置き、腕を伸ばした状態で体を支えます。足はつま先で支え、体は一直線を保ちます。
- 肘を曲げ、胸が床に近づくまでゆっくりと身体を下げます。
- 床につかない程度で止め、力を入れて元の姿勢に戻します。
- 回数:初心者は5~10回を目安にし、余裕があれば2~3セット行います。膝をついて行う「膝つきプッシュアップ」から始めても良いです!
- ポイント
- 腰が下がらないように、体が一直線になるように意識しましょう!
- 肘の角度は45度の開き、肩に過度な負担がかからないようにします!
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デットリフト
効果:デットリフトは、背中や脚、臀部の大きな筋肉を鍛え、正しい姿勢にも役立ちます!
- 対象筋肉:脊柱起立筋(背中)、ハムストリング、大臀筋、体幹
- やり方
- 脚を肩幅に開いて立ち、膝を軽く曲げます。
- 背筋を伸ばしたまま、腰を曲げながら前屈し、両手でダンベルやバーベルを持ちます。
- 肘を伸ばし、腰を前に突き出すようにして、体をまっすぐに起こします。
- 背筋を伸ばしたまま元の姿勢に戻ります。
- 回数:初心者は軽いダンベルやバーベルで8~12回、2~3セットを目安に行います!
- ポイント
- 背中を丸めずに、常に胸を張って動作を行いましょう!
- 重すぎる重量は避け、最初は軽い負荷でフォームを正確に習得することは重要です!
バードドック(体幹とバランス感覚の向上)
効果:バードドックは、体幹を強化し、バランス感覚を高め、体幹周りの安定性を強化することができます!
- 対象筋肉:体幹、腹斜筋、背筋、臀筋
- やり方
- 四つん這いになり、両手を肩幅、膝を腰幅に開きます。
- 右手と左手をまっすぐ前後に伸ばし、バランスを取ります。
- 数秒間キープした後、ゆっくり元の位置に戻します。
- 反対側も同様に行います。
- 回数:片側10~15回ずつ、2~3セット行います。
- ポイント
- 動作中は体が左右にブレないよう、体幹をしっかりと使って安定させることが重要です!
- 出来るだけ手足を高く上げずに、まっすぐに伸ばすことを意識します!
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カーフレイズ(ふくらはぎに強化とバランス向上)
効果:カーフレイズはふくらはぎの筋肉を鍛え、バランス感覚を向上させ、転倒リスクの軽減に役立ちます!
- 対象筋肉:ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)
- やり方
- 立った状態で、足を肩幅程度に開きます。手を壁やいすに軽く添えてバランスを保ちます。
- つま先で立つように、かかとをゆっくりと上げます。
- 数秒キープした後、ゆっくりと元に戻します。
- 回数:15~20回、2~3セット行います。
- ポイント
- かかとを下すときは急がず、ゆっくりとコントロールしながら行いましょう!
- バランスが取れたら、ダンベルをもって負荷を増やすことも可能です!
まとめ
今回は加齢による筋力低下を止めるための今すぐ始めたお5つの効果的なエクササイズを紹介していきました!
是非今回の内容を参考にして、健康な体をいつまでも維持していきましょう!
今回も最後までご覧頂きありがとうございます!